コラム

頭皮を傷めないワックス・スタイリング剤の正しい使い方

ワックスやスタイリング剤は、バック、サイド、トップの順番につけるのが正しい使い方です。
「生え際」から「トップ」、そして「バック」へとつけている人が多いようです。
しかし、髪の毛は後ろから前に生えているため、逆方向にワックスをつけるのは、髪の毛の流れに逆らっていることになります。
ワックスがたくさんついてしまっても問題のない部分からつけ始めるのがコツ。
使用量は、髪の毛の長さにもよりますが、1円玉から10円玉程度の量で問題ありません。

手のひらにとったワックスは手のひらや指先、指の間にまで全体に伸ばして使います。
つけるときは、手のひら寝かせてつけるのではなく、指を軽く立たせて、髪の毛つまむようにして揉みこむと、髪の毛全体に薄くつけることができます。
このとき頭皮にはつかないように注意が必要。
バックにつけたら、そのあとはサイド、トップと同じようにつけていきます。

次に、頭頂部に手のひらをあて、髪の毛を散らす感じに手を動かします。
アバウトにやってしまって大丈夫。
毛束1つ1つやってしまうと、時間がかかって大変だからです。

そして、サイドから指を入れて、手グシをとおすように下から上に向けて髪の毛を持ち上げていきます。
このとき、サイドのやや上の方に指を入れるのがコツ。

ここで初めて前髪をセット。
上から下へ手グシをとおすだけで充分です。

また、ワックスを使う前に、ドライヤーを使うこともおすすめ。
ドライヤーをあてながら、反対側の手で髪の毛を挟み込んで起こすようにすると、根元から立ち上がりやすくなります。
このときも、ドライヤーは髪の毛の流れに沿って、バックから風をあてるようにして下さい。
前側から風をあてると、髪の毛が寝てしまうからです。

ワックスはたくさんつければいいというものではありません。
ワックスの主成分は脂分、水、界面活性剤、アルコール、シリコン等の高分子化合物、防腐剤、香料。

このうち脂分が頭皮につくと、毛穴を塞ぐことになり問題視されています。
また、シリコンがコーティング剤として使われているものは、汚れの詰まった毛穴を覆ってしまい、フケや痒みの原因となります。

ワックスに含まれている界面活性剤は、髪の毛をきれいにスタイリングしてくれる成分ですが、使いすぎると育毛に欠かせないたんぱく質を除去している場合も。

しかし、そもそもワックスは頭皮につけるものではないので、通常、髪の毛のセットに使う程度であれば、問題ありません。
それでも髪の毛にいいものではないので、ワックスを使ったときには、きちんとシャンプーで洗い流すことが大切です。

ワックスには脂分が多く含まれているため、中途半端な洗い方では、充分にワックスが落ちない可能性もあります。
充分に洗い流せていない状態が続くことで、頭皮環境が悪化し、薄毛や抜け毛の原因となります。
また、土台の環境が悪いのですから、当然、健康な髪の毛が生えにくくなります。

そんな状態を防ぐために、髪の毛を洗う前にブラッシングをしてあげましょう。
ブラッシングをすることで、ホコリを取り除き、絡まった髪の毛もほぐしてくれます。

そして、いきなりシャンプーをつけるのではなく、まずはお湯ですすぎ洗いすること。
お湯ですすぐことで、髪の毛についた汚れが半分以上は取れると言われています。
また、温かいお湯をかけることで、毛穴が開くため、汚れが落ちやすくなります。

そのあと、シャンプーでワックスをきちんと洗い流しましょう。
このときもシャンプーをいきなり髪の毛につけると、頭皮への刺激になってしまいます。

ます、シャンプーを手のひらに取り、たっぷり泡立ててからマッサージをするように洗いましょう。
そして、しっかりすすいでください。
髪の毛についたワックスは、その日のうちにきちんと落としておきましょう。

ワックスにも種類があります。
使い方が簡単なもの、キープ力が高いもの、または髪の毛の量が少ない方に向いたものなど。
それぞれの特性を理解したうえで、自分の髪の毛に合ったワックスを選んでください。