コラム

お風呂上りの正しいドライヤーの使い方

お風呂を上がったら15分を目安になるべく早く、しっかりタオルドライをしたあとに、根元から毛先に向かって乾かすのが、正しいドライヤーの使い方です。
自然乾燥の方も多いようですが、お風呂上りには、ドライヤーを使ってきちんと髪の毛を乾かすことが大切。
たとえ髪の毛が短くても、暑い夏の日でも同じです。
濡れた状態の髪の毛は、雑菌が繁殖しやすく、かゆみ、フケ、抜け毛、薄毛の原因となります。
ドライヤーで乾かすことで、これらの原因を取り除き、キューティクルな髪の毛を保つことができます。

普段、髪の毛を守ってくれているのは、3層からなっている髪の毛の1番外側の部分です。
「キューティクル」と呼ばれているこの部分は、髪の毛が濡れているときには開いている状態。
このままブラッシングをすると髪の毛を傷め、枝毛やパサつきの原因となります。

ドライヤーを使う前に、タオルでゴシゴシこすって乾かす行為は髪の毛を傷める原因のもと。
髪の毛をタオルで包むようにして、頭をポンポンするようなイメージで優しく、地肌を中心に水分をしっかり拭き取りましょう。
タオルで髪の毛を乾かしておくことで、ドライヤーを使う時間が短縮し、髪のダメージを軽減できるからです。
そのあと、頭皮と髪に保湿化粧水を付けるのもおすすめです。
また、毛先は特に傷みやすいのでヘアオイルや洗い流さないトリートメントなどを使い水分を閉じ込めてしまうのも、美しい髪の毛を維持するためには効果的です。

市販のドライヤーは、一般的に100度ほどの熱が出ます。
高温のドライヤーの風を長い時間あて続けると、髪の毛が本来持っている水分まで奪ってしまい、髪のごわつき、パサつきの原因となります。
20㎝~30㎝は離して使いましょう。

また、同じ場所に熱風をあて続けるのは、やっぱり髪の毛が傷む原因。
髪の毛の方を動かすのではなく、ドライヤーをなるべく小刻みに動かして、一か所に熱風があたらないように注意しましょう。

髪の毛にドライヤーをあてるときは、地肌近くを意識することが大切。
髪の根元の方が水分を含んでいるからです。
毛先は自然と風があたるため、乾きやすくなっています。
毛先にドライヤーをあてすぎると、オーバードライとなって髪の毛が傷む原因となってしまうので要注意。
髪のキューティクルは、うろこ状になっていています。
そして、根元から毛先に向かって閉じていくため、上から下に向かって手櫛で乾かすことを意識しながらドライヤーをあてると、まとまった仕上がりになります。
髪の毛をかき分けながら、奥のほうまでしっかり乾かしましょう。
このとき、下から上に向かって乾かしてしまうと、キューティクルが捲れあがってしまうので、必ず根元から毛先に向かってドライヤーをあててください。

「生乾きは髪の毛によくない」とはよく聞きますが、乾かしすぎも髪の毛にとってはよくありません。
8~9割ほど乾いたら、今度は冷風に切り替えてドライヤーを使うと、キューティクルが閉じるので髪の毛にツヤが出ます。

タオルドライ後に乾いたタオルを用意して、それを頭からかぶった状態でドライヤーを使うこともおすすめです。
髪の水分がタオルに吸収され、それをドライヤーの熱で蒸発させることで、より早く髪を乾かすことができます。

実は、1度傷んでしまった髪の毛は修復しません。
トリートメントなどで、髪の毛の状態が回復するというのは、髪がもとの状態に戻ったのではなく、「見ため上、よくなっているように見える」だけなのです。
髪の毛は平均1か月に1㎝ほど伸びるといいますので、完全にもとの状態に戻るには、相当の時間が必要となってしまいます。
日頃から気をつけて正しくドライヤーを使い、髪の毛をケアしましょう。